震度7にも耐える瓦の家
瓦屋根の家は躯体がしっかり!
住むなら、丈夫な家がいい。地震にも台風にも安心な家がいい。柱は太い方がいい し、壁だって多い方が安心。
「丈夫な家」=「重い屋根 の家」=「瓦屋根の家」なのです。
実はこれは、建築基準法による分類です。「重い建物」「軽い建物」は屋根材によって 判断されるので、重い屋根材をつかった建物は、その分しっかりと設計されるわけです。 しかも、部屋の間取りを決める自由度は、それほど変わりません。
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を逃れた「重い建物」(瓦屋根の家)
ここがポイント!
- 瓦屋根の家は、丈夫
- 「丈夫な家」には余力がある
- しかも間取りはあまり変わらない
- 瓦屋根は震度7にも、津波の衝撃にも耐える
- 軽い屋根でも地震被害は起こる
- 瓦屋根の耐震性は実験で証明済み
実証された瓦の家の耐震性
マンションが崩れても、瓦屋根は残った
ビルが倒れ、高速道路も倒壊した阪神淡路大震災。大きなマンションが崩壊して いるすぐ側で、瓦屋根の家はほとんど被害を受けていません。
これは特別な例ではありません。現在の住 宅建築は、大震災クラスの地震にも倒壊しな いよう設計されているのです。
瓦屋根も同じ。建築研究所の指導のもと 筑波の研究施設で行われた実験でも、2階 建ての瓦屋根は震度7の地震にたいしてもビ クともしませんでした。
軽い建物は安い分…
「軽い建物」は、確かに作りやすいし、建築費も多少は安く済みます。しかしそれは、壁 や柱を省略するのと同じこと。あなたはそういう家に住みたいですか?
この写真は、東日本大震災の揺れに耐えた瓦屋根の家。
津波でも壊滅的な被害を逃 れています。
東日本大震災では瓦屋根の多くの家が地震に耐え、瓦屋根の建物の耐震性が実証されました。
ガイドライン工法をご存知ですか?
地震や台風に強い安心・安全の瓦工事方法です。
古くからの施工方法では、粘土で瓦を葺き固めていたのですが、平成13年(2001年)から公布されたガイドライン工法では、釘や銅線、金具類を使って建物と緊結します。ですので従来の粘土を使った工法よりもより地震や台風に強くなり、ガイドライン工法で正しく施工された建築物であれば、たとえ阪神・淡路大震災や東日本大震災クラスの揺れでも安心であることが専門機関による耐震テストで確認されています。
よくある質問
- 葺き替え工事で瓦を変えたら屋根が軽くなりますか?耐震になりますか?
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今までの屋根が粘土で葺き替えられた瓦屋根の場合、弊社が施工法であるガイドライン工法により、以前よりも屋根の軽さは軽くなり屋根そのものの耐震性も高くなります。ですが住宅そのものの築年数や建築方法によって耐震性は大きく変わりますので、一度ご自宅の状態をご相談ください。